コンプライアンス基本方針
はじめに
今日、企業に対する社会的責任や公共的使命を要請する機運が高まっています。それに応えるためには、私たち企業と社員一人一人が、法令や社会的規範を遵守して、事業活動を行うことが重要であるとの認識が必要です。
また、そのような経営姿勢こそが、明るい職場と健全な取引関係を築き、仕事を通して社会の発展に貢献していくことにもつながり、社会から高い信頼と評価を得ることができると考えています。
ここに掲げるコンプライアンス基本方針は、すべての役職員が守らなければならない基本原則です。私の目指すところは、公正かつ適切な経営を実現し、企業に与えられた社会的責任を果たしていくことです。
私たちの主力事業である建設業は、公共性が高く、社会資本として永く受け継がれるべきものであり、高品質で安全性の高いものを提供する責任は非常に重要です。
今回、ここに、当社のコンプライアンス基本方針を作成するにあたり、私たち、株式会社坂本建設の役職員は、等しく誠心誠意、基本方針及び業務に関する法令・ルールを遵守し、より一層倫理的な組織文化を構築していくことを宣言します。
■ 行動指針
T.法令遵守
- 入札談合を行う事等の不当な取引制限は一切行いません。
- 独占禁止法等の関係法令を遵守して、公正で自由な競争を妨げる行為を行わない。又、取引上の立場を利用し不当に相手方に不利益を強いる等の「不公正な取引方法」に該当する行為を行わない。
- 贈賄(不正な目的をもった金銭その他の利益供与、申し出、約束)をしない。接待、贈答等は社会通念上妥当な範囲を超えてこれを行わない。
U.建設業法の遵守
- 建設業法を遵守した契約、調達、技術者の配置、必要書類の整備等を行うことにより、建設工事の適正な施工を確保する。
- 建設業法その他関係法令を遵守し、一括請負などの違法行為を行わず、法で定める施工体制を適正に維持し、技術の向上に努める。
- 請負契約に伴い、協力会社に際し、支払の遅延その他協力会社に不利益となる行為は行わない。
V.労働関係法令の遵守
- 労働関係法令を遵守し、働きやすい健康な職場環境の確保に努めるとともに、ワークライフバランスを実現し、個人の能力を最大限に発揮できるような環境・風土づくりに努めます。
W.反社会的勢力の排除
- 不当要求防止責任者選任事業所として、反社会勢力には毅然として対応し、「恐れない」「金を出さない」「利用しない」という「三ない」の基本をまもり、一切の関係を持たない。
- 不当要求(下請参入等含む)には、決然と対処し、金銭等による安易な解決をしてはならない。
X.人権尊重
- 一人ひとりの人格や個性を尊重し、人種、信条、性別、宗教、国籍、言語、身体的特徴、財産、等の理由による嫌がらせや差別をしてはならない。
- セクシャル、パワー・ハラスメント等は行ってはならない。
- 教育支援、人材育成の機会を従業員共通に確保しなければならない。
Y.安全・環境対策
- 「安全優先」という風土を各事業所、作業所において確実に展開しなければならない。
- 環境、資源、廃棄物処理にあたり環境法令、環境維持の為に締結された協定を正しく理解し、これを遵守しなければならない。また、事業所、作業所の整理整頓に努め、清潔快適な職場環境を形成しなければならない。
- 環境省が定めた環境経営システム【エコアクション21ガイドランに基づき、持続可能な社会を構築し、地球環境にやさしい企業に努める。
Z.交通法規の遵守
- 業務内外に関わらず、交通安全に対する意識を高め、法令遵守・交通マナーの向上に努め、安全運転を実践し、無事故無違反を継続的に実現していく事で企業の社会的責任を果たしてまいります。
Z.社会への貢献
- 地域社会との密接な連携と協調を図り、社会に持続的発展に貢献するとともに、様々な社会貢献活動(文化交流・スポーツ支援・ボランティア活動・清掃活動・緊急救助等)積極的に実施し、良き企業市民としての責務を果たします。